
セサミンはとても有効な成分で、人体にはとても必要なものです。
しかし、セサミンだけきちんと摂ればいいというわけではなく、セサミンを摂ると
共に毎食の食事にも気をつけなければいけません。
毎食の食事にセサミンとの相乗効果のある栄養素を取り入れることで、セサミンの
力はさらに発揮されます。
では、セサミンとどんな栄養素の組み合わせがいいのかお話していきましょう。
セサミンには強い抗酸化作用があり、加齢によって抗酸化物質の生成が少なく
なってしまった中高年の方にとっては心強い栄養素です。
そこで、セサミンとの相性のいい成分として一番にあげられるのは、ビタミンEです。
ビタミンE群は大きく分けてトコフェロールとトコトリエノールの2種類になります。
一般的にビタミンEと呼ばれるのはトコフェロールの方なのですが、トコトリエノールは
トコフェロールと同じ効果を持つ上、トコフェロールの約50倍もの強い抗酸化作用を
持っています。
ですので、トコトリエノールはスーパービタミンEと呼ばれるほどなのです。
トコトリエノールはセサミンと一緒に摂取すると抗酸化作用が増大し、とても相性の
良い栄養素だと言えます。
他にも相性のいい栄養素はEPAやDHAなどがあり、EPAはエイコサペンタエン酸の
ことで、サバやカツオ、秋刀魚などの青魚と呼ばれる魚に多く含まれる成分です。
EPAは血栓を溶かして血液をサラサラな状態に戻し、健康な血管を維持する働きが
あります。
DHAはドコサヘキサエン酸と言い、マグロやブリ、ウナギの蒲焼などに
多く含まれており、血液をサラサラな状態にして血流を促す作用があります。
また、脳の神経細胞の働きを活発にさせる効果もあり、セサミンをサプリメントで摂る
際には、このような栄養成分が配合されているサプリメントや食事を心がけると
いいと思いますよ。
よくスーパーの鮮魚コーナーなどで「さかな、さかな、さかな~♪さかな~を
食べ~ると~♪あたま、あたま、あたま~♪あたま~がよく~なる~♪」という歌を
聞きますが、これは、本当のことだったのですね。
昔から、魚は体にとてもいいとも言われていましたから、納得ですが、脳にも
良いのであれば、積極的に取り入れたいところですね。
セサミンと一緒に摂取することで相乗効果もありますし、セサミンの成分と
魚の成分で、効果的には言うことなしですね。
他にもセサミンと良い相性のものがあれば積極的に取り入れるといいと思いますよ。
セサミンには副作用もありませんし、食べ合わせが悪いものもありませんので、
良いと言われている食物は積極的に一緒にとるように心がけましょう。